子宮筋腫16センチ 開腹カウントダウン

16センチの子宮筋腫が発覚して開腹手術に動揺する37歳未婚女子のハナシ

入院3日目 〜術後1日目〜

眠ったり眠らなかったり、頑張って姿勢変えたりして長い夜が明ける。

 
6時半に看護師さんがやってきて、血圧と体温と酸素飽和度を計って採血。ロキソニンと胃薬を飲む。昨晩38度台だった体温は37度台まで下がってました。
 
7時過ぎ、ついに尿管を外す。これで寝たきりともおさらばだ!「外す時は気持ち悪いので息をフーッと吐いてくださいね」と言われ、フーッとしたらスッと抜けました。一瞬の違和感です。片付けられてゆく尿の袋を見ると血尿も結構出てました。聞くと術中と術後すぐは血尿を出していたらしい。
 
そして体をあったかいタオルで拭かれる。看護師さんってほんと大変。昨日の夜はナプキンまで替えてくれたし、脱帽です。パジャマに着替えさせてもらい、パンツは自分でトイレで履き替えることに。1日ぶりに立ち上がる。何かに捕まらないとちと怖いが、前かがみでゆっくりゆっくり、能の動きでトイレへ。パンツに足を通すのがなかなか至難の技でしたが何とか履き替え成功。人間に戻った瞬間であります。
 
8時朝ごはん。お粥(梅ぼしと岩のりつき)と玉子豆腐とオクラの胡麻和えとお麩を炊いたやつ。ゆっくり味わって食べました。その直後に排ガスあり。歯みがきして部屋の中を無意味に歩いてみる。割といけるけど無理せんとこ。
 
10時半ごろ排尿。最後に痛みあり。ま、でも我慢できるレベル。看護師さんにおしっこ開通連絡。
 
音楽を聞いたり漫画を読んだりして時間を過ごし、昼ごはん。昼ごはんはしっぽくうどんやかぼちゃの含め煮。昨晩のぶどうゼリーから今朝のお粥、そしてうどんまで進化しました。ごはんを食べると胃や腸がゴロンゴロン動いてちと痛い(これは横向きに寝返り打つ時も同様)。看護師さんに聞いたところ、腹腔鏡手術する時に他の臓器を傷つけないように子宮から胃や腸を遠ざけるらしく、その際いつもの場所じゃないところに胃と腸が行かされてるらしい。で、手術が終わると居場所を見失った胃腸が居場所を探し求めに動くそうな。がんばれ胃腸!
 
食後は同じフロアにあるラウンジまで歩いてみる(部屋から10メートルもないけど)。部屋に戻って昼寝。昼寝、それは病人の醍醐味であります。
 
6時に夕ごはんが運ばれてくる。2日ぶりの白ごはん。出されるごはんによって復活度を感じます。
 
7時半、シャワーにトライ。座ってできるタイプのシャワーなので無理なく浴びることができました。足を洗うのが姿勢的に辛かったけど。しかしシャワー浴びるとまた更に復活感が増しますね。
 
まだおばあちゃんみたいな動きしかできないけど、昨日の寝たきりを思えば遥かな進歩です。明日朝起きたらもっと回復してるのかな。