子宮筋腫16センチ 開腹カウントダウン

16センチの子宮筋腫が発覚して開腹手術に動揺する37歳未婚女子のハナシ

入院4日目 〜術後2日目〜

昨日は23時前に寝て4時前に目が覚めてしまったけど、寝返りは前夜よりも上手に打てるようになったので随分楽。尿管がとれたのと胃腸の暴れ具合が収まってきたのが要因かと。

6時半ごろ検温と血圧測定。7時に朝食。朝食はロールパンとサラダとヨーグルトと果物(りんご、梨、プルーン)紅茶。筋腫に小麦は良くないと聞いたのでパンはこの3ヶ月避けてきたので、久々に食べました。懐かしのパンの味。メニューを見て、こりゃついにうんこでるな…と思ってましたが、梨ひと切れ残した状態で便意を催し、めでたく2日ぶりの便開通!待ってました〜!その1時間後、ラウンジで雑誌読んでたらリラックスしちゃってまた排便!!ちなみに夜にもっかい排便!!!むしろし過ぎて不安なくらいだ。

水を買うために部屋から徒歩50mのところにある自動販売機まで歩く。前かがみで恐る恐るノロノロだけど問題なくクリア。

昼ごはんは今までイチ美味しくて感動(カラス鰈の煮付け、つみれのあんかけ、なめこのみぞれ和え、お味噌汁、ごはん、果物)。寝てると腰や肩が辛いので、食後にまたラウンジに行って雑誌を読んでいると、明日手術を受けると思しき人が看護師さんに連れられてやってきました。まもなくもう1人やってきて別の部屋に入ってゆきました。この病院では週二回手術日があって、1日に2人手術しているのです。この小さな、婦人科だけの医院(産科なし)でも毎週4人びっちり手術が入ってるとは、子宮や卵巣のことで悩んでいる世の女性のいかに多いことよ…。2人とも明日がんばれ!と念を送ります。明々後日には今の私くらいまで人間に戻れてるからねー!

夜ごはんは豪勢にちらし寿司。ほうれん草とえのきのゴマ味噌和えが地味に美味しい。夕食後しばらくすると、内線がなり先生のいる部屋に呼ばれました。一昨日、手術後に宣告されていた「先生による手術映像のマンツー説明会」であります。

まず見せられた筋腫の写真のグロさにちょっと引きましたが好奇心の方が勝り、「映像見ますか?」との先生の問いに即イエス。おヘソにカメラを入れる瞬間から撮影されていました。お腹に穴を開けていく様や、筋腫にブスッと針を刺す(出血を抑えるための注射らしい)様がマザマザと映っており、思わず両手を口に当てましたが怖いもの見たさでそのままじっくり見続けます。

先生は随所でクールに解説を入れていきます。「この見えてるのが腸、これが胃で、これが肝臓、奥で動いてるのが心臓」「はい、お腹に三箇所穴を開けます、筋腫に針が入ります、色が白く変わります、刃を入れます、削ります、たるんだ筋層を縫い合わせます」ほほう、ほほう。見事です。遠隔操作でよくここまで細かい作業ができるな〜と思いました。

筋腫はひとつじゃなさそうとは言われてましたが、結果5個もあったそうです。更には子宮内膜症になりそうなところもあったので焼いときましたとのこと。見逃さずにいっぱいやってくれてありがとうございます。重量は900g程度。とった筋腫はホルモンのミノみたいな状態で、斎場に行くらしい。成仏してな、筋腫。

解説が終わると先生から「よく頑張りましたね、何事にも興味を持ってよく勉強されました。これからはこのことをご家族や社会のために役立ててください」と言われて泣きそうになりました(実際病室に戻って1人で泣いた)。

「よくこんな小さな医院を選んでくれましたね、ありがとうございます」とも。ありがとうはこちらのセリフです。「こんなに痛くないとは思いませんでした、ありがとうございました」と頭を下げると「そうですか、それは良かった。これからすべての手術はこういうものになっていくと思いますよ。みんな4泊とか5泊で帰れる。」と未来の希望までもらって、こういう経験を10代でしてたら医者目指しただろーな〜〜と考えても仕方ないことを思った次第です。

先生に「ほんとにありがとうございました。明日も2人手術ですよね、大変ですね」と言ったら、ニコニコしながら「これが仕事ですし、私にとっては運転するようなものですから笑。楽しみです。」と最後ちょっとマッドサイエンティスト的な雰囲気を出されました。

映像と写真はUSBにしてデータでもらいました。なんちゅう時代や。明日母にでも見せてやろう。

ヘソが痛痒い。あと右の肩甲骨付近が痛い。そんな術後2日目の夜が更けてゆきます。