子宮筋腫16センチ 開腹カウントダウン

16センチの子宮筋腫が発覚して開腹手術に動揺する37歳未婚女子のハナシ

入院5日目 〜術後3日目〜

入院生活の中では1番よく眠れたかも。とは言え寝返りのたびに起きるし、それ以外にもちょいちょい目が覚めますが。

7時半ごろ看護師さんがやって来て検温と血圧測って採血。この結果に問題がなければ明日の退院が決まるのであります。そしてかなり自信がある。看護師さんも大丈夫だと思ってくれている。「お昼前後に結果出ますからね〜〜」とにこやかに部屋を去る看護師さん。

朝食後は、ラウンジで雑誌を読みふける。隣の隣の病室の方が手術中らしく、旦那さんと思しき男性がラウンジでPCを広げてお仕事している。しばらくすると看護師さんが旦那さんのところにやってきて「思ったより1時間早く終わりそうですよ」とのこと。すごい…私よりも1時間短い手術時間である、よかったねぇ。ほんで看護師さんが私に向かって「検温しますよー」とおっしゃったので部屋に戻って検温。昨日37.0℃まで下がっていた熱が37.9℃までぶり返している。調子に乗りすぎたかしら…。看護師さんに哀しそうな顔をされたので今日はできるだけ安静にしておこうと心に決める。

体の痛みはあんまりないけど、お腹が張ってる感じは昨日と変わらず。力も入れにくいのでベッドへの昇り降りに時間がかかる。ごはんを食べると胃腸が動いてるのか痛くなる、けどこれは昨日よりマシになってきたかも。歩き方は相変わらず前かがみ。これはきっとしばらくずっと前かがみだろーなーと思う。腰と肩甲骨が痛い。これは寝たきり老人と同じ症状かもしれない。肩甲骨にはカイロをあてがってみました。

昼ごはんを食べて昼寝。食っちゃ寝は病人の特権です。コンコンと音がして看護師さん現る。なんか気まずそうな顔。きっと朝の採血の結果を言いに来てくれたのだわ!やっと退院が決定するのね!!と思ったら、

看護師さん「…数値がね、低いのよ」
私「えっ」
看護師さん「なんでだろう、ちょっと傷見せてね(と創部をチェック&手で押してみる)。うーん、ここ痛い?」
私「あ、ちょっとだけ」
看護師さん「でもこれは大丈夫そうよね。下からの出血はあんまりないんですよね?」
私「うっすらレベルですね。ヘモグロビンの値、いくらだったんですか?」
看護師さん「私から言っていいのかしら…8台なのよ。一昨日(手術の翌朝)は11あったのに、すごく落ちてるのよね…」

不安そうな物言いが私をすごく不安にさせます。てか、貧血なんかなったことないので8という数字に地味にショックを受けました。明日採血して、鉄剤を注射して、採血結果を見て判断しようと先生は言っているらしい。明日帰れるんだか帰れないんだか微妙な言い方。ここまで優等生で過ごして来たのに最後につまづくとはっ!!不覚であります。何をしでかしたわけでもないし、努力の仕方も分かりませんが、とりあえずあんまり歩き回ったりしないことにしました。

手術時の出血は800cc程度、ほぼそれと同等の自己血を術後すぐに戻したのに貧血…!なんでや〜〜!看護師さんが「よくあること」的な扱いをしてくれないのがビビる。

ちなみに正確な数値としては

10月4日朝(手術翌日)11.1
10月6日朝(術後3日目)8.3

です。熱も下がらん。

昨日グロい手術映像をじっくり見たのが良くなかったかしら。あれで静かに血の気が引いたかしら。あるいは今日が満月だから体内の出血量が増えてるのかしら…。ともかく、明日はいい数値が出ますようにー!!

そんなブルーな術後3日目でありました。