子宮筋腫16センチ 開腹カウントダウン

16センチの子宮筋腫が発覚して開腹手術に動揺する37歳未婚女子のハナシ

入院6日目 〜退院できるか〜

昨日は23時前に寝て3時ごろいったん目を覚ます。入院してから3時はもう朝だと捉えている自分がいる。朝方冷え込んだので、カイロを取り出してお腹や腰や首にあてて、2度寝。そしたらば今までイチ眠れて6時半覚醒。

8時前に看護師さん登場。採血のリベンジと鉄剤の注入です。元々注射が嫌いで、昨日の朝が最後の採血だと思っていい気になっていたのに、検査の結果ヘモグロビンの値が2日前(術後翌朝)よりも急降下しており(11.1→8.3)、翌日もう1回採血して血液検査、プラス鉄剤を注入しましょうということになったのです。

鉄剤注入が自己血のぶっとい針だったら嫌だな〜と思っていたのですが、採血と同じ針で入れてくれるとのこと!優しい、最近の医療って優しい(今まで治療とかあんまりしたことないから比較する素材がないけど)。細い針1回で済ませてくれる優しさに乾杯!そして今までイチ痛くない針の挿入でした。ブラボー看護師さん!

しかし自己血の前後も、入院時、手術後にもヘモグロビン値(少なくとも11台)に問題のなかった私が急に8.3を叩き出したので、先生もナースステーションもザワついているらしい。そのことを聞くと不安になる。確かに少しクラッとするっちゃするけど特段体調に問題はなし。あと熱も昨日37度台後半までぶり返してたのですが、今朝は37度台前半に下がってました。

朝ごはんを食べたりしていたらすぐに血液検査の結果をもって看護師さんがやってきました。結果、8.3で昨日と横ばい。昨日から今朝にかけてヘモグロビン値が高くなる要素はないから、低くなってなければOKとのことで今日退院していいことになりました。わほ〜〜い!!

麻酔科の先生曰く、術後しばらくして数値が下がることもあるらしい。とは言えレアケースっぽく、なんか不安だし、病院での3食昼寝付き生活に未練もあるので夜ごはんまで食べてから退院することに決めました。さ、ここからは最後の入院生活を満喫しよう。

テレビで「ドクターX」を観ながら昼ごはんの蕎麦(うまい)をすする。そのままお昼寝。起きたらラウンジで雑誌を読んで、看護師さんと猫の話をして、昼間っからシャワーを浴びる。なんちゅう幸せな生活…!

あと昨日までは電動ベッドの背を上げなければ自力では立てそうにない感じ(お腹に力が入らない)だったのが、今日は頑張れば自力で起き上がれそうな感じになりました。つかまる柵もない自宅のベッドで1人寝起きできるかどうか昨日まで不安でしたが、これなら何とかなりそう。

荷物をまとめ、最後の病院食。名残惜しい。最後のメインは鯖のあんかけでした。さよなら、上げ膳下げ膳生活。受付に降りて、会社提出用の診断書をもらい(ほんとは事前提出なのだけど、出さないといけないことに気づいたのが最終出社日前々日だったので事後でいいことになった)、精算。

限度額適用認定証を入院時に出していたので、保険診療の自己負担額は84,306円。しかし個室料の高い病院だったので1日15,000円×6日と、診断書作成料、食事負担金(1食360円!ありがたいよ)、自費診療費を加えて、合計196,480円な〜り〜〜。ちなみに個室料って、朝だけいても夜までいても1日分に変わりないらしいすよ。

限度額適用認定証がなければ、一旦30万以上立て替えておかねばならぬところでした。ありがとう限度額適用認定証!ありがとう高額医療費制度!!

ロキソニンwithムコスタ(胃薬)30錠ずつと、貧血改善のために鉄剤(フェロ・グラデュメット)を2週間分処方されました。

病院からうちまでタクシーで5分ちょいなのですが、病室片付けて精算して家に帰るだけで結構疲れちゃいまして、病院にいるときより早く眠りにつきました。今まで硬いなーと思ってたうちのマットレスも、病院のそれと較べると柔らかく寝心地がよいのでした。

ともかく退院〜〜!!!