子宮筋腫16センチ 開腹カウントダウン

16センチの子宮筋腫が発覚して開腹手術に動揺する37歳未婚女子のハナシ

退院後5日目6日目 〜安定〜

昨日は22時前に寝て、ちゃんと起きたのは7時。その前にお腹が痛くなって5時にトイレへ(小)。また寝て、7時にまたお腹が痛くなってトイレに行って(大)起きた次第。膀胱や腸にモノが溜まると傷ついた子宮を圧迫するのだろうか。いやでも手術前も朝のトイレ前は痛かったような…?

 
熱は平熱。起き上がるのに腹筋を使っても痛くなくなってきたし、起き上がった時の肩の痛みも随分和らいできた。もう起き上がるの怖くないかも。
 
午前中、1キロほど離れたところにあるスーパーへ歩いて行ってみる。30分くらいかけてノロノロと。2階建てのスーパーをぐるりと一周し、休憩所でいったん腰を下ろして休み、買い物をしてまた30分かけて帰る。4000歩。よく頑張った。今日のお出かけシューリョー!
 
不自由な身で外出して分かったことはお年寄りの気持ち。歩くのゆっくりになっちゃうよね〜、エレベーターに乗るときマゴマゴしちゃうよね〜、いちいち休憩したいよね〜。
 
午後、仕事関係の人から電話あり、20分話す。その後別の人から仕事のメールが携帯に入り、対処してる内にパソコン使った方が早いなと思い、パソコン出して仕事。別の人たちからも仕事メールあり。何で今日になってみんな堰を切ったように…!まだ治っとらんっちゅうねん!!
 
1時間ちょっと自宅で仕事したら何だか疲れちゃって横になる。仕事って疲れるんだなぁ。あと2週間ちょいでこれを朝から晩まで毎日できるようになるんだろうか…?と思いつつ熱を計ったら37.5℃。おいおい熱がぶり返したやんけ!ショックを受けつつ昼寝。と思ったが神経がたかぶっちゃって眠れない。仕事め〜〜!!
 
そんなこんなでドクターXを見て寝る。今まで医者のドラマとか何の興味もありませんでしたが、入院手術を経てすごい興味がわきましてね。手術の様子とか入院してる患者さんの管とかジロジロ見ちゃうもんね。「国外から遠隔操作で腹腔鏡手術中、内臓から吹き出した血が、ヘソから入れたカメラのレンズに命中、視界が悪くなり開胸する」という恐怖ストーリーでした…。見たのが手術前じゃなくて良かったです…。
 
翌、退院後6日目(術後10日目)の朝は、熱も頭痛も腹痛もなく爽やかに迎えることができました。動き出したらお腹の一部がチクチクと痛みましたがしばらくすると痛みは去ってゆきました。痛みの場所も痛み方も日々刻々様々です。お腹も頑張って、傷を治そうとか、新しい環境に順応しようとしているのだよね。お疲れ様です!
 
掃除して朝ごはん(小松菜スムージー)食べてゆっくりしてからリハビリという名のお散歩へ。歩き出してすぐに「き、昨日までと歩くスピードが違うぞ!姿勢も前かがみが少し直ってる!!」と感じました。まだ老人レベルですが、昨日までとは明らかに違います。進化や、人類の進化や!!
 
午後も用事を済ませつつ散歩。スタバに入ってみる。久方ぶりに人が一堂に会しているのを見ました。なんか新鮮。ゆっくり茶をすすっていると、レジに仕事の知り合い(私は療養で休んでいることを知っている人)を発見。なんかヤバい、悪いことしてるわけじゃないけど、なんかズル休みしてるみたいに見えない??と思いつつ知らんぷり。バレたかどうかは謎。生活リハビリへの認知がほしい。
 
というわけで本日の歩行は5500歩。優秀優秀!しかも少し雨降ってたので傘さし歩行。よくできた自分!熱もようやく6度台後半まで下がってきました。
 
手術してから10日、退院して1週間、体調がようやく安定してきて、復活の兆しを感じることであるよ。
 
夕方から数時間仕事をして、今夜は入院前日ぶりの湯船につかってみる。湯船、うちの病院は「退院したその日からどうぞ」でしたが、病院によっては同じ術式でも「退院後1ヶ月はシャワーのみ」という御触れを出すところもあるようです。湯船はね、やはり気持ちがよいです。しかし何が辛いって、風呂掃除ですよ。これは体勢的になかなかキツい。退院後、おうちに風呂を洗ってくれる誰かがいない人は、風呂掃除分の体力まで考慮してお風呂に入りましょう。
 
いやしかし、体調の安定を感じた今日でした。とっても嬉しいです。退院して1週間とか、術後10日ってのはひとつ目安なのかもしれません。
 
不自由だった日々のことも忘れずに(それはそれでとても貴重な体験だったし学ぶことが多かった)、これからどんどん進化して復活していきたいと思います。