子宮筋腫16センチ 開腹カウントダウン

16センチの子宮筋腫が発覚して開腹手術に動揺する37歳未婚女子のハナシ

筋腫を小さくするためにやったこと④

術後3週間たった一昨日、調子に乗って朝から夕方まで外を出歩いたら(17,000歩!)、帰ってから恥骨の中あたりがじんわり痛み出してちょっとドキドキしました。カイロをあててねぎらう。恥骨にカイロをあてる日が来るとはね。翌朝はもう痛くなかったけど、やっぱりまだ調子に乗ってはいけないのだなと思いました、反省。という舌の根も乾かぬうちにその次の日も19,000歩あるいてしまいましたとさ…。

 

さて、私は筋腫を小さくして開腹を避けたい一心で民間療法的なものにも手を出しました。知人の紹介で知り合った内科の先生にプライベートの場で病気相談をしたところ「すべての病気の根源は血行が悪いこと、血行が良くなれば筋腫の中味も体内に吸収され排出されていく」と言われました。

 

その先生は、元は癌の専門医だったのですが「病気になる前に治さないと意味がない!」と思い立って、今は未病医学に重きを置いて、東洋医学と西洋医学をミックスした医療にあたられています。「3ヶ月くれたら治す」と言われたのですが、もうその時にはリュープリンも始めていたし、手術日も決まって会社にも休む時期を伝えていたので、3ヶ月渡して筋腫がなくならなかった場合のリスクを私には背負うことができず、手術までの2ヶ月を先生の言う通りに過ごすことにしました。

 

先生のお勧めは「温熱治療を週2、カッピング(瀉血)を月2で行う」というやり方でした(これで3ヶ月で治ると言われた)。

 

温熱治療は「琉球温熱」という、沖縄の屋比久先生という方が開発した民間療法で、癌や難病の患者さんがよく受けられているそうです。そんな治療に子宮筋腫ごときですいません、という感じですが、体の可動域が広がるという理由からゴルフが上手くなりたい人とかも来るというのでそれに比べれば正当。

 

「ミネラル鉱石温熱器」というアイロンみたいなものを体にまんべんなく当てて温められ、「温熱ドーム」というあったかいベッドでじっくり蒸されます。汗だくです。これにより血流が良くなり体温が上がるので、病気や老化を予防改善するのです。遠赤外線を浴びて汗をかくことで老廃物や毒素も排出されます。これをみっちり週2回やりました。仕事と温熱治療の両立が1番大変だったと言っても過言ではないくらい時間を割きました。

 

カッピングはいわゆる吸玉などと呼ばれる瀉血治療です。背中に透明なカップを吸いつけ、細い針でチョンチョン刺したところから要らない血を吸い出して血流を促すものです。痛くはないです。末梢血幹が拡張して血流が良くなるため血が体の隅々まで流れて、冷えやのぼせ、むくみ、肩こり、腰痛、生理痛などが軽減するということで、症状の軽い人から重い人まで色んな人がこれを受けてます。私は2ヶ月で5回受けました。新幹線で2時間以上かかるところに病院があったので、これも金銭的時間的に負担が大きかったです…。ちなみに1回8,000円でした。

 

どちらの治療も体を基礎から治す良い治療だったと思います(お金も時間も随分と割きましたが泣)。色々やってたので何が効いたのかは結局分かりませんが、私の感覚ではリュープリンとこの治療(温熱とカッピング)が1番効いたんじゃないかなと思っています。これからも(頻度はすんごい落としますが)続けたいです。なんせ未病医学ですから。