子宮筋腫16センチ 開腹カウントダウン

16センチの子宮筋腫が発覚して開腹手術に動揺する37歳未婚女子のハナシ

手術から半年 〜再発予防〜

腹腔鏡下子宮筋腫核出術から半年。

 

いや〜あの頃が懐かしい…。ドラマティックに過ぎていった筋腫発覚から会社復帰までの日々よ。遠い昔に感じるけれど、まだちゃんと傷は残っています(でもよくよく見ないと人には気づかれないレベル。ま、見せる機会もないけど…)

 

もう手術したことも忘れるくらい自由に活動してます。ジムも行ってるし(ジムと言っても元々ヨガしかしてませんが)山登りも海外旅行もしてます。半年前を考えると嘘のようです。

 

治療中は必死でやっていた食事制限ですが、今はずいぶん緩めてスナック菓子だってケーキだって食べています。しばらく禁じていたスナック菓子を久々に食したときはビックリするほどおいしくて止まらなくなり麻薬かと思いました。化学調味料の旨味、恐るべし。

 

とは言え再発は免れたい。お医者さんには再発率3割と言われたし油断はできぬ。そんなわけで私は1月から漢方に力を入れている病院に月イチで通って、処方された漢方薬を飲んでます。特に今何か症状があるわけでもないので、処方されてるのは特に調合されてるわけでもない普通の漢方薬。桂枝茯苓丸とヨクイニンです。

 

桂枝茯苓丸は、瘀血を改善するための薬で、のぼせや下半身の冷えがある人に効果的だそうです。ヨクイニンは体の水分バランスを整える効果があり、イボやシミなど肌荒れにも効くそうです(地味に嬉しい副効果)。

 

お医者さんからいろんな質問をされて(イライラしやすいかとか、腰痛はあるかとか、お酒は飲むかとか、眠りは深いかとかありとあらゆる質問を30〜40個)、結果出されたのが桂枝茯苓丸とヨクイニンでした。お代はひと月分で1,000円ちょっと。手術前は藁にもすがる思いで、POLAの健美三選という三ヶ月で5万くらいする漢方を飲んでたので、保険の効く漢方の安さに小躍りしました。

 

特に困ってることがあるわけでもないので効き目はよく分かりませんが、ま、気は心ということで。ヨクイニンで肌荒れも防げれば一石二鳥やし。

 

実際SNSで繋がってる筋腫仲間たちのつぶやきを読むと術後半年で4〜5センチの筋腫が再発してる人が少なからずいたりして、やはり再発は怖いと思うのでした。ていうか、半年で帰ってくるなんて早過ぎないか筋腫さんよ?もう少し怠けてくれていいのよ?

 

 

 

 

 

手術から3ヶ月 〜Twitterのありがたみ〜

あけましておめでとうございます。

 

今日は1月3日。3ヶ月前の今日は手術の日でした。あれから3ヶ月、早かったような遅かったような。

 

手術から1ヶ月経った頃には、長時間の立ち仕事もできたし、術後2ヶ月目の12月には結構なハードワーク(10連勤かつ長時間勤務)をこなすことができました。お医者さんに、中の傷(子宮の傷)が治るには3ヶ月かかると言われたので、中もそろそろ治る頃かと思います。いまだに中や外がほんのり痛む時はありますが、特に気になるほどでもありません。

 

生理は11月下旬に再開しました。7月12日と8月23日にリュープリンを打ちまして、7月下旬以来なくなっていた生理のカムバックです。生理のない日々、とても良かった。生理だけでなくおりものもなくなるのでとっても快適であったよ。術前と比べて生理の量や質に変化が表れるかなと少し期待してましたが、元から特に問題ない生理だったので特に変わりありませんでした。いわゆる「どばっと経血」(いわゆります?)が術前数ヶ月頻発してたように思いますが、それが軽くなったような気はします。「ドロッと」経血(これはいわゆります??)も減ったような。

 

あとスパイシーな料理を食べて子宮が痛み出したことがありました(術後2ヶ月ごろ)。まだ刺激物は早かったようです。そろそろいける気がするので再チャレンジしてみたいと思います。

 

さて、筋腫が発覚して恐怖に慄いていた私を救ったTwitterの話。

 

あれは忘れもしない7月12日。前述したリュープリン第一回目の日、病院の待合室でリュープリンの恐怖に震えていた私は相談する相手もいなくてとっさにTwitterのアカウントを立ち上げて「リュープリンが怖い」旨つぶやきました。病気のことはまだごく一部にしかカミングアウトしてなかったので別アカで病名丸出しにて立ち上げました。するとどうでしょう、つぶやいただけですごく気が楽になったのです。そんな訳で無事にリュープリン投与に成功(いや、成功しかないけどね)。

 

それから病気についての感情や現状をTwitterでつぶやくようになりました。仲間はほどなく集まってきました。手術を受けたばかりの人からは入院や術後の情報をもらったり、手術を控えている人とはリュープリン副作用の悩みや手術への恐怖感を分かち合ったり励まし合ったり。手術日の近い人たちもたくさんいて、同志のようになってました。

 

いやほんと、あの場がなかったら私はもっともっと落ち込んだり恐怖に震えたりしてました。Twitterで励ましてくれた人たちはもちろん、Twitterの開発者にも感謝感謝!ブログへのコメントでもとても励まされますが、Twitterはライブ感があるので支えあってる感が強いです。手術を控えてるみなさんや、まだ手術するかどうか分からないけど悩んでる人は今すぐTwitterへGOです。

 

私は術後3ヶ月が経つ今でも、同志たちと傷の具合や通院の様子をつぶやき合います。同志は増える一方で、次から次に「私は来月手術です!」とか「リュープリン始めました」(冷やし中華かよ)とかいうツイートがやってきます。そんな後輩たちには精一杯の励ましと情報をつぶやき返します。こうやって伝統は引き継がれてゆくのですねぇ。

 

SNSで事件が起こることもあるけど、SNSに助けられることだって多々あるよ、ていうお話。

 

今年もよろしくお願いします。

職場復帰と産業医

4日前、術後26日目にしてようやく職場復帰しました。入院前日から数えると、トータル29日間会社を休みました。

 

いやこれが本当に幸せでした。”人生初の入院手術”への恐怖を越えた幸せを休む前から感じてたし、休みの間も幸せでたまりませんでしたね実際。特に体調が安定してきてからの2週間は最高でした。子宮筋腫よ、ありがとう!

 

で、嫌々職場復帰の時期となりました。うちの会社では長期療養したら復帰前に産業医と面談をせねばならないらしく、職場復帰初仕事は産業医との面談でした。診察室に入ると見覚えのあるおじいちゃん先生。6月の会社の健康診断の時に問診で当たったじいさんだ。あの時私は肋骨を折ってて原因がヨガかもしれないといったら一笑にふされたんだよな、間違いないアイツだわ…。あの健康診断の翌日に不正出血があって婦人科行ったら子宮筋腫が発覚したんだったっけなあ…とか少しシミジミしながらも目の前のじいさん先生に挑みます。

 

相変わらず喋り方はヨボヨボ。子宮筋腫が発覚した経緯から聞かれました。「子宮筋腫くらいだと普通1週間くらいで復帰するもんやけど、なんでこんなに長く休んだの?」的なことを言われムカっ。1週間なんてまだ熱もあったし歩くのも覚束なかったわい!!「なんで子宮全摘しなかったの?普通だったら子宮全摘の判断でしょw」と言われムカムカっ。ヘモグロビン値が術後急激に落ちた話をしたら「ヘモグロビン値が12(入院時)から8(術後3日目)に落ちたってことは4ℓ出血したっちゅうことや。それはお腹あけて止血しないといけないのに放置してたなんて信じられない」と主治医を否定されムカムカムカっ。そして「なんでみんな腹腔鏡手術にしたがるんだろうね。開腹の方が絶対いいのに。」と旧態依然とした考え方を展開。思うのはいいけど患者に言うなよバカバカバカ〜!よくそんなデリカシーのない神経で医者が勤まりますね!

 

とは言え、会社に送ってもらう産業医からの意見書に就業制限を書いてもらうのが今日の私の真の目的。じいさんにムカついている場合ではない。就業制限をゲットするために、感じよく、かつ弱々しく振る舞い続ける私。にも関わらず「就業制限つけるほどのことじゃないでしょ」と終わらせようとしやがったので、「いやー、11月12月は1年で1番忙しい時期なので今まで通り残業できる自信がないんですぅ」と言ったところ、「じゃ、制限つけとこか」と軽く前言撤回してサラサラと書いてくれました。結果、これから2ヶ月間の「残業20時間以上禁止」と「長時間の立位作業禁止」を勝ち取りました!

 

意見書はその名の通りあくまでも産業医からの意見であって、法的義務はないらしいのですが、医者がこれを書いて上司に送る、ってのはやっぱり重みがありますからね〜。やりました!ムカつきに耐えた甲斐があったというものです。

 

産業医との面談を終えて久々に出社すると、皆が思い思いに迎えてくれました。ついに戻ってきちゃったな〜と思いつつ溜まっていた書類やメールを片付けたりして定時で終了。ほとんど働いてないけど朝から夕方まで活動してただけで疲れました。

 

上司は就業制限に明らかにガッカリした様子で「体調どうなの?」と聞かれましたが、私にもどこまで働いたら具合悪くなったり傷に障るのかよく分からないので「私にもよく分からないので様子見ながら働かせてください」と言っておきました。全然ガマンできるレベルだけど下腹部は日々どこかは痛いし(日によって外の傷が痛かったり、中の傷が痛かったり、膣付近が痛かったりそれぞれであります)。走ったりはまだできない感じだし(衝撃に弱い。お腹の中に大きな水風船が入ってるような感じ。)。

 

という職場復帰初日でありました。

 

そういえば先週の診察の結果が出て、ヘモグロビン値が退院時8.3だったのが、先週の血液検査では11.1まで回復してることが判りました。入院前は12、自己血前は14だったことを思うとまだ数値は低いのでこれからも鉄分をゴリゴリ摂っていこうと思います。でも10を超えてたホッとした〜〜。

 

退院3週間後診察

早いもので退院してから3週間が経ちました。というわけで一昨日、ひと足早く「退院3週間後診察」に行ってきました。

 

うちの病院では手術後初の診察は退院して3週間経った頃に、と指定されています。実に手術前日以来の診察です。

 

久々に病院の待合室で順番を待っていると、今までのことが走馬灯のように思い出されます。初めて来た時のこと、手術を決意してやって来た時のこと、リュープリンを初めて打った時のこと、自己血を採りに来た時のこと、母と術前説明に来た時のこと、入院した時のこと…。いや〜この4ヶ月ちょっと、よくやったわ〜〜自分。

 

順番を呼ばれて診察室に入ると先生もすっかり秋の装いになってました。エコーで子宮と卵巣の様子をチェック。子宮は手術前と比べるとびっくりするほど小さくなってました。いやはや、妊娠でもないのにあんなに広げさせて無理させてたねぇ、子宮。ごめんねぇ。

 

子宮も卵巣も経過良好で問題なしとのことでひと安心。お次はお腹の傷口3箇所のテープ剥がし。最近は縫わないんですね、表面の傷(中の傷は縫ってました)。手術から24日間、キズパワーパッドみたいなテープで保護されてるだけでした。先生と看護師さんによってじわじわと剥がされるテープ。左の傷2個はきれいに乾燥していて、1センチ長の黒い線のようになってました。すごいなぁ、現代医学と自己治癒力。

 

右の傷口のテープは、病院に来る3日ほど前から寿命を迎えていて、お風呂に入るたびに半分以上めくれてベロンベロンしてまして、傷が常に湿ってるような状態でした。というわけで、案の定ちょっと炎症を起こしてました。どおりで痒いと思ったんだよね〜。炎症を鎮める抗生剤オゼックスと、それと一緒に飲む胃薬ムコスタを3日分処方される。オゼックスか…術後1週間毎食後飲んでたやつだね、懐かしいよ。またよろしく頼むよ。

 

あらわになった傷口には新たに「アトファイン」という傷口を保護しながらきれいにするテープを貼られる。この効果を得るには(傷口をきれいに治したかったら)、1週間おきに貼り替えながら少なくとも3ヶ月は続けねばならないらしい。貼り替え忘れそうなので箱に油性マジックで「木曜日」とデカデカと書きました。これから毎週木曜はアトファイン貼り替えとドクターXの日だ。そして割と高級で3ヶ月分5,870円します泣。ほんで、傷口がほんとにきれいになるには2年くらいかかるそうです(4ヶ月目からは傷口あらわ生活でもOK)。

 

今後は常識の範囲内で何しても構わないらしい。うつ伏せもOK、整体もOK(自転車とお風呂と軽い運動は退院日からOKと言われてました)。激しい運動はあと1ヶ月、性交渉はあと2ヶ月待ってくださいとのこと。どっちも予定ねー。

 

しかし、「常識の範囲内」てのはなかなか難しい。持っていい重さの常識の範囲内や、走っていい常識の範囲内とか分かりません。私がそんなハテナ顔をしていたので、先生が「前に何でもやっていいと言ったら術後3日目に腹筋100回やった患者さんがいてねぇ。子宮に血まめができてましたよ笑」と言いました。うん、さすがにそれが常識はずれだということは分かりますよ。というわけで常識の範囲がイマイチ分からぬまま診察終了。ま、無理せんとこ。

 

その後採血。久々の注射に地味に緊張。お会計はアトファイン代含めて13,000円くらいしました…。今月の医療費として高額医療費の対象になるのかと思いきや、なりませんとのこと。これについてはまだ納得がいってないので、仕組みが分かり次第追記したいと思います。

 

お金はかかったけど、これでひとまずホッとしました〜〜。帰り道は想像以上に気持ちが軽くてウキウキしました。ありがとう、さよなら筋腫の筋ちゃん!今日は久々にジーンズで外出できたよ(術後ずっとワンピース暮らしでした)。

 

次は診察、来年の1月だってよ(桐島、部活やめるってよ、の感じで)。

筋腫を小さくするためにやったこと④

術後3週間たった一昨日、調子に乗って朝から夕方まで外を出歩いたら(17,000歩!)、帰ってから恥骨の中あたりがじんわり痛み出してちょっとドキドキしました。カイロをあててねぎらう。恥骨にカイロをあてる日が来るとはね。翌朝はもう痛くなかったけど、やっぱりまだ調子に乗ってはいけないのだなと思いました、反省。という舌の根も乾かぬうちにその次の日も19,000歩あるいてしまいましたとさ…。

 

さて、私は筋腫を小さくして開腹を避けたい一心で民間療法的なものにも手を出しました。知人の紹介で知り合った内科の先生にプライベートの場で病気相談をしたところ「すべての病気の根源は血行が悪いこと、血行が良くなれば筋腫の中味も体内に吸収され排出されていく」と言われました。

 

その先生は、元は癌の専門医だったのですが「病気になる前に治さないと意味がない!」と思い立って、今は未病医学に重きを置いて、東洋医学と西洋医学をミックスした医療にあたられています。「3ヶ月くれたら治す」と言われたのですが、もうその時にはリュープリンも始めていたし、手術日も決まって会社にも休む時期を伝えていたので、3ヶ月渡して筋腫がなくならなかった場合のリスクを私には背負うことができず、手術までの2ヶ月を先生の言う通りに過ごすことにしました。

 

先生のお勧めは「温熱治療を週2、カッピング(瀉血)を月2で行う」というやり方でした(これで3ヶ月で治ると言われた)。

 

温熱治療は「琉球温熱」という、沖縄の屋比久先生という方が開発した民間療法で、癌や難病の患者さんがよく受けられているそうです。そんな治療に子宮筋腫ごときですいません、という感じですが、体の可動域が広がるという理由からゴルフが上手くなりたい人とかも来るというのでそれに比べれば正当。

 

「ミネラル鉱石温熱器」というアイロンみたいなものを体にまんべんなく当てて温められ、「温熱ドーム」というあったかいベッドでじっくり蒸されます。汗だくです。これにより血流が良くなり体温が上がるので、病気や老化を予防改善するのです。遠赤外線を浴びて汗をかくことで老廃物や毒素も排出されます。これをみっちり週2回やりました。仕事と温熱治療の両立が1番大変だったと言っても過言ではないくらい時間を割きました。

 

カッピングはいわゆる吸玉などと呼ばれる瀉血治療です。背中に透明なカップを吸いつけ、細い針でチョンチョン刺したところから要らない血を吸い出して血流を促すものです。痛くはないです。末梢血幹が拡張して血流が良くなるため血が体の隅々まで流れて、冷えやのぼせ、むくみ、肩こり、腰痛、生理痛などが軽減するということで、症状の軽い人から重い人まで色んな人がこれを受けてます。私は2ヶ月で5回受けました。新幹線で2時間以上かかるところに病院があったので、これも金銭的時間的に負担が大きかったです…。ちなみに1回8,000円でした。

 

どちらの治療も体を基礎から治す良い治療だったと思います(お金も時間も随分と割きましたが泣)。色々やってたので何が効いたのかは結局分かりませんが、私の感覚ではリュープリンとこの治療(温熱とカッピング)が1番効いたんじゃないかなと思っています。これからも(頻度はすんごい落としますが)続けたいです。なんせ未病医学ですから。

 

 

 

退院後15日目

腹腔鏡下子宮筋腫核出術を受けて20日が経ちました。いつの間にかお腹の中のボコボコ音もなくなり、腸がゴロンゴロン動くこともなくなりました。腹腔鏡手術のために炭酸ガスで膨らましたお腹の張りもなくなってきたようで、下腹が出っぱってないことに今朝鏡を見て気づきました。下腹が出てない自分を見たのはいつぶりだろうか…もう1年ぶりくらいじゃないだろうか。その頃は単に老化で下腹が出てきたんだろうと思ってエクササイズとかしてましたが、いやまさか筋腫だったとはね…。子宮と筋腫よ、気づかなくてごめんな。膀胱や腸にも迷惑かけたね、ごめんな。

 

というわけで残る症状は、膣からのわずかな出血と、傷口付近広範囲にわたる内出血お、たまに(歩いてる時が多い)お腹の中(たぶん子宮)がじんわり痛いことです。

 

ベッドからの寝起きも普通に腹筋を使って起きられるようになりました。これがいまだに信じられん。あんなに寝起きするのに苦しんでいたのに…。

 

ここ5日間くらい、毎日10,000歩程度歩けてます。マイペースであれば朝から夕方まで外で活動しても大丈夫。体力も割と回復してきたので職場復帰もできそうに思いますが、調子に乗るとお腹痛くなったり出血したりしそうな雰囲気もするので、お医者さんのお勧めどおり退院後3週間は休むことにしましたイヒヒ。

 

術後は傷口をかばうためにヘソ上まですっぽり覆うマタニティショーツ(無印にて購入)を日々愛用していましたが、今日は普通のパンツを試しに履いてみました。ちょうどウエストラインが傷口にあたります。傷口にはまだテープが貼ってある(最近は縫わないんですね!感動!)のでテープ越しではありますが。心なしかあたってるところが痒いよ〜な気もしますが、無事普通パンツで生活できました。よし、ひとつ大人になったぞ!

 

今夜で処方された鉄剤も終了。これで黒いウンコともおさらばだな。貧血症状もやわらいできました。忘れた頃にたまにフラリとする程度です。

 

4日後に退院後初めての診察を受けて、問題なければいよいよ職場復帰。

 

この生活が終わるの寂しいなー。

 

 

 

 

 

 

 

筋腫を小さくするためにやったこと③

「冷えは万病のもと」と前回も書きましたが、世の中には「冷えとり」という健康法があります。微妙なネーミングですが、服部みれいさんなんかがオサレに冷えとりされてます。

冷えとりは、「冷え」がすべての病気の原因であるという基本理論から成ってます。なので、やることは体と心を温めること。冷えをとることによって毒(症状)を表出させ、それを治していくことで健康になっていく、という感じです。

まずは、冷えとりの基本、靴下の重ねばきです。これは実は子宮筋腫発覚の半年年くらい前から寝るときにやってました。足が冷えるな〜〜と思って。絹の靴下と綿の靴下を重ねばきするのですが、これはそれ用の靴下が巷でチラホラ売ってます。重ねばきを続けることで足から排毒されて靴下に穴が開くこともあるようです(私はさっぱりです)。

そして毎日の半身浴。冷えは主に下半身なので、下半身中心に温めることが肝要です。半身浴は20分以上が目安です(ほんとは1時間くらいするといいらしいが、そんな時間はない…)。私はついでに発汗作用やデトックス作用のある入浴剤(エプソムソルトとか他のバスソルト)を入れて効果を高めるようにしてました。ちなみにそれまで冬以外はシャワー中心の生活でした…。あと夏でも腹巻をしてます。女性は下腹部にセンシティブな臓器がありますので、そこをきちんと温めるの大切です。

でもってまた食事の話になりますが、冷えとり的に子宮筋腫は「食べ過ぎの毒出し」と言われています。慢性的に食べ過ぎたことで溜まっていたコレステロールが筋腫を作るという考え方です。これを聞いたとき、思い当たるフシがあり過ぎてドキッとしました。それまでの私は、間食が絶え間なくて、始終お腹いっぱいの状態で過ごしてました。しかも間食にはコンビニのスナック菓子やチョコレート菓子。ごはんも人と食べるときは腹がはち切れるほど食べてました。

というわけで、日々の食生活を腹八分目、かつ、できる限り間食しない方針に切り替えました。「できる限り」というところに意思の弱さを感じますが、ま、ストレスも万病のもとですからねっ!この生活、私の人生にとって大革命ですが、案外すぐに慣れました。

それと、これも前回書きましたが、体を冷やす食材を避けました。白砂糖やら精製された白いもの、夏野菜、フルーツ(特に南国のフルーツと夏の果物)、アイスクリーム、チョコレート、化学調味料、加工肉などなど。夏でも冷たいお水は避けて、なるべく白湯か三年番茶(デトックス効果あり)かハーブティー(子宮に良いと言われるラズベリーリーフ)を飲むようにしてました。

あんまり制限しすぎると辛くなるので、自分を苦しめない程度にやればいいんじゃないかなと思って、たまには冷える食材も摂りつつやってました。

これが筋腫にどう影響があったかは分かりませんが、目に見えるくらい良くなったことは便通です。今までも便秘ではなかったけど、うんこ出る時間がマチマチでさした。それが今や朝と決まっています。朝起きるときに「あー、うんこしたい」と思って起きることもあります。朝食前にうんこ出るなんて、今までの私では考えられませんでした。毎日ちゃんと消化されてるんだな〜と感じます。

食べたものがちゃんと消化されれば体内に余計な物は溜まらない。その理論でいくと、排泄のリズムができたことは筋腫にとっても全体的な健康にとってもすごく良いことだと思ってます。

今回は冷えとりのお話でした。