子宮筋腫16センチ 開腹カウントダウン

16センチの子宮筋腫が発覚して開腹手術に動揺する37歳未婚女子のハナシ

筋腫を小さくするためにやったこと③

「冷えは万病のもと」と前回も書きましたが、世の中には「冷えとり」という健康法があります。微妙なネーミングですが、服部みれいさんなんかがオサレに冷えとりされてます。

冷えとりは、「冷え」がすべての病気の原因であるという基本理論から成ってます。なので、やることは体と心を温めること。冷えをとることによって毒(症状)を表出させ、それを治していくことで健康になっていく、という感じです。

まずは、冷えとりの基本、靴下の重ねばきです。これは実は子宮筋腫発覚の半年年くらい前から寝るときにやってました。足が冷えるな〜〜と思って。絹の靴下と綿の靴下を重ねばきするのですが、これはそれ用の靴下が巷でチラホラ売ってます。重ねばきを続けることで足から排毒されて靴下に穴が開くこともあるようです(私はさっぱりです)。

そして毎日の半身浴。冷えは主に下半身なので、下半身中心に温めることが肝要です。半身浴は20分以上が目安です(ほんとは1時間くらいするといいらしいが、そんな時間はない…)。私はついでに発汗作用やデトックス作用のある入浴剤(エプソムソルトとか他のバスソルト)を入れて効果を高めるようにしてました。ちなみにそれまで冬以外はシャワー中心の生活でした…。あと夏でも腹巻をしてます。女性は下腹部にセンシティブな臓器がありますので、そこをきちんと温めるの大切です。

でもってまた食事の話になりますが、冷えとり的に子宮筋腫は「食べ過ぎの毒出し」と言われています。慢性的に食べ過ぎたことで溜まっていたコレステロールが筋腫を作るという考え方です。これを聞いたとき、思い当たるフシがあり過ぎてドキッとしました。それまでの私は、間食が絶え間なくて、始終お腹いっぱいの状態で過ごしてました。しかも間食にはコンビニのスナック菓子やチョコレート菓子。ごはんも人と食べるときは腹がはち切れるほど食べてました。

というわけで、日々の食生活を腹八分目、かつ、できる限り間食しない方針に切り替えました。「できる限り」というところに意思の弱さを感じますが、ま、ストレスも万病のもとですからねっ!この生活、私の人生にとって大革命ですが、案外すぐに慣れました。

それと、これも前回書きましたが、体を冷やす食材を避けました。白砂糖やら精製された白いもの、夏野菜、フルーツ(特に南国のフルーツと夏の果物)、アイスクリーム、チョコレート、化学調味料、加工肉などなど。夏でも冷たいお水は避けて、なるべく白湯か三年番茶(デトックス効果あり)かハーブティー(子宮に良いと言われるラズベリーリーフ)を飲むようにしてました。

あんまり制限しすぎると辛くなるので、自分を苦しめない程度にやればいいんじゃないかなと思って、たまには冷える食材も摂りつつやってました。

これが筋腫にどう影響があったかは分かりませんが、目に見えるくらい良くなったことは便通です。今までも便秘ではなかったけど、うんこ出る時間がマチマチでさした。それが今や朝と決まっています。朝起きるときに「あー、うんこしたい」と思って起きることもあります。朝食前にうんこ出るなんて、今までの私では考えられませんでした。毎日ちゃんと消化されてるんだな〜と感じます。

食べたものがちゃんと消化されれば体内に余計な物は溜まらない。その理論でいくと、排泄のリズムができたことは筋腫にとっても全体的な健康にとってもすごく良いことだと思ってます。

今回は冷えとりのお話でした。