子宮筋腫16センチ 開腹カウントダウン

16センチの子宮筋腫が発覚して開腹手術に動揺する37歳未婚女子のハナシ

退院3週間後診察

早いもので退院してから3週間が経ちました。というわけで一昨日、ひと足早く「退院3週間後診察」に行ってきました。

 

うちの病院では手術後初の診察は退院して3週間経った頃に、と指定されています。実に手術前日以来の診察です。

 

久々に病院の待合室で順番を待っていると、今までのことが走馬灯のように思い出されます。初めて来た時のこと、手術を決意してやって来た時のこと、リュープリンを初めて打った時のこと、自己血を採りに来た時のこと、母と術前説明に来た時のこと、入院した時のこと…。いや〜この4ヶ月ちょっと、よくやったわ〜〜自分。

 

順番を呼ばれて診察室に入ると先生もすっかり秋の装いになってました。エコーで子宮と卵巣の様子をチェック。子宮は手術前と比べるとびっくりするほど小さくなってました。いやはや、妊娠でもないのにあんなに広げさせて無理させてたねぇ、子宮。ごめんねぇ。

 

子宮も卵巣も経過良好で問題なしとのことでひと安心。お次はお腹の傷口3箇所のテープ剥がし。最近は縫わないんですね、表面の傷(中の傷は縫ってました)。手術から24日間、キズパワーパッドみたいなテープで保護されてるだけでした。先生と看護師さんによってじわじわと剥がされるテープ。左の傷2個はきれいに乾燥していて、1センチ長の黒い線のようになってました。すごいなぁ、現代医学と自己治癒力。

 

右の傷口のテープは、病院に来る3日ほど前から寿命を迎えていて、お風呂に入るたびに半分以上めくれてベロンベロンしてまして、傷が常に湿ってるような状態でした。というわけで、案の定ちょっと炎症を起こしてました。どおりで痒いと思ったんだよね〜。炎症を鎮める抗生剤オゼックスと、それと一緒に飲む胃薬ムコスタを3日分処方される。オゼックスか…術後1週間毎食後飲んでたやつだね、懐かしいよ。またよろしく頼むよ。

 

あらわになった傷口には新たに「アトファイン」という傷口を保護しながらきれいにするテープを貼られる。この効果を得るには(傷口をきれいに治したかったら)、1週間おきに貼り替えながら少なくとも3ヶ月は続けねばならないらしい。貼り替え忘れそうなので箱に油性マジックで「木曜日」とデカデカと書きました。これから毎週木曜はアトファイン貼り替えとドクターXの日だ。そして割と高級で3ヶ月分5,870円します泣。ほんで、傷口がほんとにきれいになるには2年くらいかかるそうです(4ヶ月目からは傷口あらわ生活でもOK)。

 

今後は常識の範囲内で何しても構わないらしい。うつ伏せもOK、整体もOK(自転車とお風呂と軽い運動は退院日からOKと言われてました)。激しい運動はあと1ヶ月、性交渉はあと2ヶ月待ってくださいとのこと。どっちも予定ねー。

 

しかし、「常識の範囲内」てのはなかなか難しい。持っていい重さの常識の範囲内や、走っていい常識の範囲内とか分かりません。私がそんなハテナ顔をしていたので、先生が「前に何でもやっていいと言ったら術後3日目に腹筋100回やった患者さんがいてねぇ。子宮に血まめができてましたよ笑」と言いました。うん、さすがにそれが常識はずれだということは分かりますよ。というわけで常識の範囲がイマイチ分からぬまま診察終了。ま、無理せんとこ。

 

その後採血。久々の注射に地味に緊張。お会計はアトファイン代含めて13,000円くらいしました…。今月の医療費として高額医療費の対象になるのかと思いきや、なりませんとのこと。これについてはまだ納得がいってないので、仕組みが分かり次第追記したいと思います。

 

お金はかかったけど、これでひとまずホッとしました〜〜。帰り道は想像以上に気持ちが軽くてウキウキしました。ありがとう、さよなら筋腫の筋ちゃん!今日は久々にジーンズで外出できたよ(術後ずっとワンピース暮らしでした)。

 

次は診察、来年の1月だってよ(桐島、部活やめるってよ、の感じで)。