子宮筋腫16センチ 開腹カウントダウン

16センチの子宮筋腫が発覚して開腹手術に動揺する37歳未婚女子のハナシ

自己血貯血 2回目

入院半月前。
今日は自己血貯血の2回目であります。

前回の貯血が痛かったので心して挑む。しかしながら3日前の術前検査の際に、当初3回予定されていた貯血が2回でOKになったので、今回が最後と思えば心は軽いのでした。

受付を済ますと程なく採血に呼ばれる。今日の担当看護師さんは前回の貯血とは違う若い方。一抹の不安を感じるも、リュープリンはその人に打ってもらって特段問題なかったし…と不安を打ち消しつつ採血終了。ヘモグロビン値12.4で貯血に問題なし。前回より1くらい落ちてるけど、落ち方はかわいいもんらしい。小松菜とひじきとプルーンを積極的に食べてた効果があったのかしらー。

で別フロアの貯血部屋へ移動。血を入れる袋に自筆で名前を書いてからベッドに横になります。そこで看護師さんがおもむろにメガネをかけ出す。採血の時はかけてなかったのに、貯血ではかけるのね。それだけ繊細な作業なのでしょうが、何となくメガネかけられたことで再度不安がよぎります。アンドレ…見えてないのか?(「ベルサイユの薔薇」より。古くてすいません。)

血管を観察した結果、前回と同じ右肘の外側の血管を選定。イソジンで3回消毒して針を挿入。お、前回よりも痛くな〜〜い!疑ってゴメン看護師さん、そのメガネいいね!!あるいは私が痛みに強くなった!?などと思ってるのも束の間、看護師さんの表情が不安げ。

「うーん、落ちてきませんね…」血がちょっとずつしか出てこないらしい。ちょっとずつしか出ないと血液が凝固して使い物にならなくなってしまいます。せっかく針を刺したのにそんなの嫌だ!

何か私にできることを、と思い、針が刺さってる方の手をグーパーしたり深呼吸したり、交感神経を優位にするために仕事のメールを読んだりしてみましたが効果はやや薄(この中では仕事メール読むのが1番効果ありましたw)で、結局針をゴソゴソしてどうにか普通に血が出るようになりました。看護師さんも私も胸を撫で下ろします。無事376cc貯血完了!

そのまま電解質注入。途中で鉄剤も注入。鉄剤が入りきったころにまたもや看護師さんの顔が曇り出します。「痛くないですか?」と聞かれましたが特に痛くはありません。しかし多少違和感が…。

(看護師さん)「うーん、腫れてます。腫れてますね、やめましょう。」と一旦中断に。貯血用の太い針で勢いよく電解質を入れようとしたものの、血管が耐えきれず皮下に漏れてるらしい。怖っ!

反対の手に細い採血用の針でゆっくり入れることに。「ごめんなさい、漏れたので腫れてます。内出血もするかもしれません。ごめんなさい、私に当たったばっかりに、ですよね…」と謝る看護師さん。「いえいえ、大丈夫ですよ…」と言うほかないし、またぶっとい太い針を刺し直しか〜〜とショックを受けてたのに、2度目は採血用の細い針になったので気持ちは落ち着いてました。前回は10分弱で入れた500mlの電解質を今回は40分くらいかけて注入。

血圧が前回より低かった(90の50くらい)からかもしれませんが、今回の貯血はなかなかうまくはいきませんでした。ふー、なんか疲れた。所要時間1時間半(前回は1時間弱)。お会計2460円なーりー。

これにて入院前の通院は無事終了!

ちなみに翌日現在、注射跡は腫れてないし内出血もしてません。よかったよかった。むしろ前回より傷が小さいくらいです(個数は多いけど)。看護師さんに今度報告しよう。

ただ前回もそうでしたが、貯血の針刺した跡はまだ痛い(採血跡は全然痛くない)。入院時の手の甲に刺す点滴はもっと痛いとかいう…。

がんばろっと。




術前検査

術前検査を受けてきました。
手術前は通院イベントが目白押しであります。

受付を済ますと即紙コップを手渡され、尿を採取するように言われます。寝起きに放尿してきたので、1時間も経ってない今、尿意なぞゼロでしたが、実際構えてみると膀胱は嫌な顔ひとつせず出してくれました。ありがとう膀胱!(汚くてすみません)

それからしばらくして診察室に呼ばれると、師長さんに「はじめまして師長です、今日はよろしくお願いします」と深々と挨拶をされました。で、まもなく採血。自己血の針に比べたらかわいい針で4本分採取される。毎週注射1〜2本されてると注射嫌いの私も採血くらいなら慣れてきました(自己血はまだ勇気いる)。

その後、ベッドに横になるよう促され、首元に体温計をかざされて2秒で体温計測!はや!!この体温計ほしい!!市販されてるそうです。36.4℃。

そのまま心電図に突入。ものすごくスピーディ。ベッドから降りようとすると、さっきはなかったはずの体重計がセッティングされていて乗って測定してから降りる。なんちゅう効率。

そして部屋を移動して胸部レントゲン。そこには主治医の先生が。執刀も診察もレントゲンもするのね!お疲れ様です!これも秒速で終了。

元の部屋に戻り血圧測定。その後、入院中食後に出す飲み物はコーヒーがいいか紅茶がいいか、何かアレルギーがあるかというアンケートに記入。飛行機の機内食みたいですね。

全身麻酔に向けたアンケートにも記入。その後、子宮筋腫がどうやって発覚して、どういう経緯でこの手術が決まったのかを対話形式で聞かれながら師長さんが細かくカルテに記述してゆきました。師長さんは美しく優しくて、「それは辛かったですね」とか「偉かったですね」とかいちいち患者を肯定する相槌を入れてきて癒し力が凄かったです。

そして「何か先生に聞いておきたいことはありますか?」と問われたので、私の今日1番の相談事項「自己血貯血3回の予定を2回に変更できないか」と切り出しました。

他の子宮筋腫の患者さんの情報を聞くと、自己血3回と言う人は見当たらなかったし、多くの人が0〜1回だったからです。そりゃ私の筋腫は16センチと巨大でしたが、先月の超音波では10×11センチまで縮んでいたので当初想定より手術の出血量は減ったのではないかと思ったのです。

師長さんは「自己血は強制ではないので、減らすことはできますが輸血のリスクは高まるかも…うーん…先生に聞いてみましょう」とダメ元感をふんだんに醸しつつも先生に聞きに行ってくれました。

戻ってきた師長さんは表情からはどちらともつかないポーカーフェイス(さすが医療従事者、ポーカーフェイスがうまい)。そして私の前に着席し、みのもんたがファイナルアンサー後の正解を言うくらい間をおいて「……2回でいいそうです!」と素敵な答えをくれました。

思わず「やったー!」と久々にそんな言葉を声に出して言いました私。自己血の針、痛いんです(へたれの私にとっては。献血してる人たち尊敬します。)。2回と3回では気の重さが全然違う。嬉しくてニヤニヤ。「いや〜言ってみるもんですね〜」と言うと、師長さんは「言ってみる人はたくさんいるんですが、先生からOK出たのは初めてですよ。筋腫が順調に小さくなってるからだと思います」とのこと。やっほ〜い。

リュープリンも食事療法も漢方も温熱療法もよもぎ蒸しもファスティング瀉血も冷えとりも何もかも全部やってて良かった〜〜。

ウキウキした気持ちで術前検査を終え、最後受付で入院手術費用の説明を受ける。個室料が結構かかるのね。会社の健保に限度額適用認定証を申請せねば(これがないと入院手術費用を一旦全額立て替えて払わないといけない。あると自己負担額のみの支払いでOK。認定証発行まで時間がかかることもあるので早めの申請をお勧めします。)。

お会計まで含めて所要時間1時間20分。術前検査費用5870円。

病院の方々が皆優しくて泣ける。自己血も1回減って、手術に向けて気持ちも前向きになってきたぞ。

自己血貯血 1回目

9月6日、初めての自己血貯血に行ってきました。

手術中の出血に備え、自分の血を採って冷凍しておくのです。人の血を頂くと色々弊害が起きることもあるらしく、計画的に手術ができる場合は自分の血を入れるのが1番だそうです。貯血量は筋腫の大きさや場所によって異なり、1回で済む人から最多で3回まで。私その最多の3回パターンです。

1度にとる量は400cc。ということは3回で1.2ℓ!!そんなに出血が予想されるのですね涙。「注射嫌いなのに3回もか〜泣」と、それを言われた6月には遠い先のことと思ってましたが、まーまーすぐにやってきました9月。

病院に着くとまず採血して、貧血じゃないかどうかを検査されます。これから貯血のための注射するのに、その前にも注射かよ〜とちょっと凹む。そしてヘモグロビン値13.6で褒められる。ヘモグロビン値が低いと貯血前に鉄剤を飲まされるそうです。1回貯血するごとにヘモグロビンの数値が1くらい落ちるらしく、3回目で11がギリギリ保てる感じかなと言われました。

そして看護師さんに別室へと連れていかれました。通された部屋は元・分娩室だった部屋(3年前までは産科もやっていたのだけど、ずっと勤めてた助産師さんが心身を壊して産科はやめたらしい)。横になって血圧と体温を計られます。

そしていよいよ貯血開始。

なんかぶっとい針を右肘にブッスリ差し込まれました。うん、痛い。採血やリュープリンとはレベルが違いますね。画鋲を奥まで刺されたようなブッスリ感。

刺した後は痛いこともなくどんどんと血が抜かれてゆきます。看護師さんとお話したり、携帯にかかってきた仕事の電話に寝たまんまで対応したりしながらどんどん抜かれてゆきます(電話に出ると「今大丈夫ですか?」と聞かれ、病院で横になり血を抜かれつつ「大丈夫です」と答えた自分がシュールでした)。

今回は376ccを貯血(体重によって1度に採っていい量が決まってるらしく、400は抜けませんでした)。血を抜き終わると、同じチューブから点滴が送り込まれます。その点滴が冷えてて、冷たいものが血管に流れてくる感じがちょっとキモかったです。点滴を入れ終わるとまた同じチューブから鉄分が送り込まれます。これは入った瞬間、鉄くさかったです。これが貯血一連の流れ。

献血は400cc抜く場合、健康上の理由から、成人女性だと1年に2回まで、という制限があるそうです。それを20日間で3回抜いちゃうのだから、鉄分を直で補給してあげないと無理らしい。

そして針を抜く。抜くときも痛かろうよ…トホホと思っていたら看護師さんが手練れていたのか、まったく痛みもなく上手に抜いてくれました!看護師さんにお礼を言ってべた褒めしたら「抜くのを褒められたのは初めてです」とおっしゃってました。

14時半の予約で16時前には病院を出れました。思ったより早く済んでホッ。お会計は2,680円。

10日後には2回目の貯血ですが、それまでに傷が治りますように(翌日現在、結構な傷)。あと、鉄分摂取がんばろ。貯血後、早速鉄分補給でアサイーボウルを食べにゆき、帰りにプルーン買いました(ちなみに貯血前はレバー食べました)。

手術説明

10月3日の手術に向けて、9月は色んなことで病院に通わないといけません。9月の通院スケジュールはこんな感じ。

・9月3日 手術説明
・9月6日 自己血貯血(1回目)
・9月13日 術前検査
・9月16日 自己血貯血(2回目)
・9月26日 自己血貯血(3回目)

日時は病院に決められて、ほぼ変更不可能なので仕事を休んだりしないといけません。

ちなみに手術する病院とは別に、自発的に受けている温熱療法やカッピングを含めると9月はこんな感じ。

・9月3日 手術説明
・9月4日 琉球温熱
・9月6日 自己血貯血(1回目)
・9月8日 琉球温熱
・9月11日 琉球温熱、カッピング
・9月13日 術前検査
・9月15日 琉球温熱
・9月16日 自己血貯血(2回目)
・9月19日 琉球温熱
・9月25日 琉球温熱
・9月26日 カッピング
・9月27日 自己血貯血(3回目)

仕事と治療で毎日精一杯であります。更によもぎ蒸しに行ったりもしています。ま、あとひと月だし頑張ろ。

で、9月3日の朝に手術説明を受けてきました。手術に立会う人に聞かせないといけないので、田舎からはるばる母親が泊りがけでやってきました。診察室に入ると、MRIの画像を見せながら先生が私の筋腫の状態を母親に説明します。子宮内の画像を母親にじっくり見られてなんか恥ずかしい。

順調に筋腫が縮小しているので腹腔鏡手術でいけると思うが手術時の状態によっては開腹の可能性もある点や、自己血は1200mlとるけど万が一それ以上出血したら輸血もありうること、中を見てみてもっと重大な病気が発覚したら転院してもらうこともあること等、リスクヘッジ的なお話をされました。

母が「筋腫って何でできてる(構成されている)んですか?」と素朴な質問をしたところ、「筋肉ですよ。白い筋肉なので、例えは悪いかもしれませんがミノみたいな感じです笑」と先生が答えてくれました。ミノか〜。

私は「もしも、手術前に筋腫の大きさを見て3センチになってたらどうするんですか?」と聞いてみました。「そしたらやめてもいいですよ(ニコリ)」と先生。おおっ!

「5センチだったら?」
「ご自分でやめるかどうか決めていいですよ」

おおっ!手術やりたがりの先生でないことに感動。医者なんて誰もが手術やりたがってるんだと思ってたけど、そんなこともないんですね。「こっちだって手術せずに済んだら嬉しいですよ」と先生。「でもリュープリンてリバウンドあるんで、今は小さくなってるけどまた大きくなるかもしれませんよ。みなさん一旦は小さくなったと喜ぶんですが、大きくなってガッカリされるんですよ〜。」と釘を刺されました。なぜリバウンドするかは分からないそうです。

しかしながら夢を捨てずにあとひと月、筋腫を縮めるための努力(冷やさない、できるだけマクロビ、漢方を飲む、温熱療法とカッピングを続ける等)を怠らずにコツコツ続けようと思います。実際、手術中止になったら会社休めなくなるけど…。

そんな訳で45分間の手術説明(&質疑応答)を終え、「いいお医者さんね」と言い残し、母は田舎へと帰ってゆきました。




酵素ファスティング②

子宮筋腫を超スピードで小さくするためにファスティング(断食)を決めた私。

ファスティング前には準備期間が必要で、前日と前々日は玄米菜食を心がけないといけないのですが、筋腫が発覚してからほぼ毎日そんな食生活を送っていた私は準備万端でした。前日の夜ごはんだけ抜いてファスティングスタート!

断食とは言え、酵素ファスティングなので酵素ドリンクを毎日300ml、水で4倍に希釈して1日かけてテキトーに飲みます。それを3日間続けます。

と言うわけで特段お腹も空きません、好転反応も出ません(普段の食生活が乱れていると、頭痛やめまいがして大変らしいです)。

むしろ食事のことを考えなくていいので、仕事も家事もはかどります。食事に時間もとられないので存分に働けます。どの期間でファスティングするかいろいろ悩んだのですが、仕事が忙しくて食事できなそうな3日間を選んで正解でした。困ったことといえば酵素ドリンクの味に飽きたことと、周りから変なドリンク飲んでる人と思われることくらいで、「ファスティング=辛い」と思っていたイメージが刷新されました。

ファスティング明けの朝、うがいをしたら水道水が激マズでした。で、ミネラルウォーターを飲んだら甘かった。味覚が研ぎ澄まされたらしい。。。

ファスティング明けの最初の食事は「スッキリ大根」というのを作るよう酵素ファスティングアドバイザー(友人)に指定されており、朝から昆布だしで短冊切りにした大根をコトコト煮込んで食べました。そしたら食べてるそばから便意が(すいません)きてトイレへ駆け込みました!で、また食べて再度便意(すいません)。それはそれは水便でした(ほんとすいません)。これが噂の宿便というやつです。ん〜デトックス

でお昼にサラダを食べてよもぎ蒸し(初)に出かけました。そしてよもぎ蒸し後から無性にダルくなりました。ファスティングのせいか、よもぎ蒸しのせいか、ファスティング明けの食事のカロリーが少なすぎたからかは分かりませんが。翌朝もダルくて病みあがりのような状態。それでもヨガしに行って、その後お粥とスムージーを摂取したら随分と回復。

ファスティングは、回復期の過ごし方がとても重要だと気づいた37才の夏でした。

3日間の酵素ファスティングで体重は2キロ減、体脂肪は2%減りました。筋腫がどうなったかは分かりませんが、きっと筋腫に行く栄養も老廃物もなかったはずだから小さくなってるさ!

「は〜やり遂げた〜」と思っていたら、一昨日、栄養と病気に詳しい方から「それは頑張りましたね!手術前にもう一度ファスティングやるといいですよ(ニコッ)」と言われました。

手術まであとひと月、ん〜どうしょ。



酵素ファスティング①

子宮筋腫を小さく、いや消してしまうためにできそうなことは何でもやっているこの2ヶ月。

今回トライしたのは巷で噂の酵素ファスティング!アスリートやセレブがこぞってやってるアレです。ジュースクレンズだの酵素ファスティングだののアレです。

きっかけは「ファスティングってもしや筋腫の縮小に効果的なのでは?」と思ってGoogle先生に聞いたところやはりその通りで「子宮筋腫を超スピードで小さくするにはファスティングが最も効果的」との記載がありました(「女性のためのナチュラルハイジーン」より)。何が本当のことかは分かりませんが、可能性のあることには賭けてみたい今の私。

そういや先月SNSで友人が「酵素ファスティングアドバイザーとった!」て上げてたな〜と思って早速連絡。友人は「もちろんサポートするけど、やってもいいかどうか婦人科のお医者さんに相談してみては?」としごくまっとうなアドバイスをくれたので早速電話で病院に相談。「酵素ファスティング?…ってどんなことですか?」と聞かれて説明。戸惑う看護師「…えっと、ドクターに聞いてまた電話折り返しますね」ガチャ。数時間後の電話があり「前例がないので分かり兼ねます」とのご回答。

「じゃダメって訳じゃないのね」と捉えることにして酵素ファスティングの決行を決定。

酵素ファスティングは、酵素ドリンクだけを摂取して過ごすタイプのファスティングです。ダイエットのためにやる人が多いイメージですが、効果としては、

・脂肪燃焼
・腸の浄化
・肝機能改善
・血液浄化
・味覚の正常化
・思考能力の向上
・肌がきれいになる
・免疫力アップ

などがあるそうです。

酵素を飲料として摂取しつつも、消化に負担のかかるものは一切摂取しないため「消化酵素」を使わずに済みます。となると、「代謝」のために存分に酵素を使えるので、このような効果が生まれる訳です。

私はこの中のデトックス、つまり毒素の排出を狙ってファスティングをやるのです。

やる日程に色々悩みましたが、8月22日の新月を準備期に、翌23日からの仕事が忙しくてごはんを食べる時間がなさそうな3日間をファスティングに、26,27日の休みを準備の大変そうな回復期にあてました。ファスティング初日が2度目のリュープリン摂取日であることを少し不安に感じつつ。

つづく

開腹から腹腔鏡へ 〜2回目のリュープリン〜

今日は2回目のリュープリン投与のため病院に行ってまいりました。

初めての時はあんなにビクビクドキドキしていたのに、結果あんまり痛くない注射だったので、今回はかなり軽い足取りで病院に向かいました。

診察室に入ると、先生に「(筋腫)小さくなりましたか?」と問われたので、「そんな気がします!」とハキハキと答えました。

先月から週2ペースで琉球温熱という民間療法を受けていて(このことはまた今度書きます)、その施術をする方から「筋腫、小さくなったね〜!」と下腹を施術しながら言われたのです、10日ほど前に。そう言われると確かに前と全然違うのです。大きさだけでなく硬さも全然違う気がします。カチンコチンだったのが今や弾力性をもっている。。。

なので自信を持って先生に答えたのですが、一方で「リュープリンで生理が止まった(であろう)から生理前の盛大な下腹の出がなくなっただけで、筋腫自体の大きさはお変わりないのでは??」という疑いも持っていました。

先生が「じゃあちょっとお腹触らせてくださいね」と言って触診すると、「うん、小さくなってますね」と。疑いの雲が晴れてゆきます。

そして勇気を出して聞いてみました。「あの〜、大きさって、ちゃんとはいつ見るんですか?」と。「手術で全身麻酔した後ですね」との回答。

えっ?6月にこの病院かかってからまだ一度も内診もエコーもされてないけど、全身麻酔してからようやく診るの??それまでにもし筋腫がなくなってたらどうするのさ???

そんな私の疑問顔に気がついた先生は「見たいですか?いいですよ」と言ってくれました。で、この病院で初めてのエコー。

エコーの画面を見せてくれながら「この白いのが筋腫ですよー、測ってみましょうね。うん、10センチ…横は…11センチですね。すごく小さくなりましたね、随分楽になったでしょう。もう骨盤に収まってます。」とおっしゃる(2ヶ月前のMRIでは骨盤からはみ出てたらしい)。

6月19日のMRIで16センチと言われた筋腫が、2ヶ月で3分の2に!!!!ありがたやありがたや〜〜!!!!!

先生に恐る恐る「これだったら(開腹ではなく)腹腔鏡手術でいけますか?」と問うたら、笑顔で「まず、大丈夫ですよ」と言われ、それはそれは嬉しかったです。

憧れの腹腔鏡手術が目の前に!

最初に行った大病院で「開腹一択!!来週開腹手術!!!」と言われた時に諦めずにセカンドオピニオン行ってほんとに良かった、、、

しかし私の野望は筋腫をなくして手術を回避することなので、「このままどんどん小さくなるかもしれませんね」と先生に言ってみたら「うん、でも無くなることはないからね。(リュープリン)やめたら元に戻るからね。」と私の心中を察したかのように笑顔で釘を刺されました。

医学を越えたところまで持っていきたい今日この頃ですが、ひとまず術式が腹腔鏡手術になったことがとっても嬉しいのであります。感謝感謝!!!